最も記憶に残っているのはピンクのTシャツ

姉妹

私が人生で潮干狩りに行ったのは、今から30年ほど前の幼少期のたった1回です。

サラサラの砂とたくさんの人がいたことを記憶しています。

そして他にハッキリ覚えているのは、年子の姉とお揃いで着せられた花のコサージュのついた派手なショッキングピンクのTシャツです。

普段着たことのない服だったので、母親に”なぜこの服なのか?”と聞くと、どこにいるかすぐにわかるようにと言われたました。

確かに家族を見失っても姉を探すと迷子になることはありませんでした。

今思えば見つけやすさ以外にも迷子になった時に同じ服を着ていると周りも探しやすいという利点もあったんだろうなと思います。

肝心の貝はあまり漁れなかったと記憶しています。

そして、現在私自身も姉妹の母親になりました。

子どもたち少し大きくなってきたので今年は潮干狩りにいきたいと思います。

そのときは子どもの頃の姉と自分のように揃いの派手なTシャツを着せていこうと思います。