正月早々、弁護士からの離婚要請の手紙に驚きました
父が亡くなり、母一人で住んでいるため、私のみが年末年始に帰省し面倒を見ていました。
私の夫婦仲は亀裂が入っており、離婚願望はあり、何回か意地悪のような形で元妻と親に詰め寄られることもありました。
子供のこと、住宅ローンのことなどが障害で離婚には踏み切れず、ダラダラと続けていたのが本音です。
「どうしよう、これからの人生」などと深く考えてしまうこともありました。
そこで年が明け、家に私が帰ると元妻と子供が出ていき、リビングに弁護士からの手紙が広げて置いてありました。
初めて見ましたが、印鑑まで押してあり、正に本物の通知。
後で分かったことですが、裁判所からの通知は絶対的効力がありますが、弁護士には何ら絶対的効力はないということを当時知らなかったので、かなり動転しました。
元妻側からは、「この手紙さえ出せば、チャッチャッと済む」くらいに考えていたのでしょう。
ところが、です。
私には弁護士の知り合いがいたのです。
ノウハウを聞き、そこから裁判所での離婚調停に突入しますが、大逆転劇で私が勝利することになりました。