過去最大の推しに会えて、ただただ幸せでした
コロナ禍に、私は人生で一番と言っていいくらいの推しJに出会いました。
いつもの私でしたが、短ければ数ヶ月、長くても二年ほどで好きになった芸能人には飽きるんですが、この推しJは、彼は今までとは違うと最初から確信していました。
当時、私はがんの手術後の投薬治療中でした。
まもなく、推しJが兵役に就くことになり、兵役に就いたら一年半は芸能活動ができなくなって、見ることも会うこともできなくなると知り、私は兵役直前に出演が突如決まった音楽授賞式に行くことにしました。
がんが今後転移するかもしれないし、一年半後に自分がどうなっているか分からないというのもあり、コロナ禍で入国規制の厳しい韓国へと旅立ちました。
もし、入国時にコロナの検査をして、もしも、コロナ感染していたら、自分で隔離施設を探して入所しなければならず、韓国語が話せない私は、とても不安でした。
何より、推しJもそうなると見れなくなりますから。
しかし、渡韓直前に規制緩和され、ビザもコロナ検査も必要なくなり、私は無事に推しJを結構な近さで見ることができました。もう、いつ命が尽きても良いと思うくらい幸せな一時でした。本当にこんなに幸せだと思った瞬間は過去なかったのではないかという位、幸せでした。