元気をもらった予想外のおくりもの
今年の3月に、35年勤めた仕事を辞めました。
一言で35年と言っても、勤め始めの頃は、悩み、仕事上の問題、保護者との関わりなど、何回も何回も辞めたいと思ったものです。
母にも相談しましたが、一つの仕事は最低3年、いや5年は頑張ってみないといけないよと言われ、歯を食いしばって3年が過ぎた頃から、仕事の面白さ、やりがいを感じ始め、辞めずに良かったなあと日々頑張ってやってきました。
主人とも最初の職場で出会い、結婚し、娘二人に恵まれたものの子供についての悩みも尽きず、仕事をしながらの子育てはそれはもう大変でした。
今では二人とも結婚し、孫も4人います。
仕事でのアドバイスをしてくれた母も、父が亡くなり、元気にしていましたが、私もこの春に仕事を辞めたので、母と楽しく毎日を過ごそうと、それは楽しみにしていました。
その母が、仕事を辞めた何日か後に大腿骨を骨折し入院。
コロナで面会もできず、ようやく退院したけれども、杖をついて歩くのもやっとの状態になり、今では介護の毎日です。
母が倒れた矢先に、何やら荷物が届いたのです。
35年のお勤めご苦労様でしたと、メッセージカードに書かれた言葉。
ブリザードフラワーのけっこう大きなもの。
主人が以前勤めていた職場の上司と奥様からでした。
まさか、考えてもいませんでした。
こんな私に!胸が暖かくなり、本当に感動しました。
丁重にお礼の電話で話し、とても感慨深い思いに浸り、元気をもらった出来事でした。