ストーブの暖かさより暖かくなります
うちの愛ネコは、朝6~7時に一度起きます。
耳元に来て、大きな声で鳴きます。
私が起きない時は、体の上に乗ってきて鳴きます。
それは、起きてよ・・という意味以上に、早くストーブの火力を大きくしてよ・・という意味が大きいのです。
冬は寒いので、ストーブを微小にしてずっと付けています。
当然、少しだけ暖かいのですが、この暖かさでは、布団の中にいる時はいいのですが、起きた時は寒いです。
火力を大きくすると、ストーブは火の勢いを増して赤々と燃えます。
あんなに起きろと鳴いていた愛ネコが、ストーブの火力を上げた途端鳴きやみます。
愛ネコはこのストーブの前に陣取り、毛づくろいを始めます。
丁寧に体全体の毛づくろいを終えると、首だけ上げて寝そべります。
火を見つめながら、じっとしています。
何か物思いにふけっているかのようです。
どこかの親父が火を見ながら、ボ~っとしているのに似ています。
私はそれを見ながら、ほっこりするのです。
時に目を閉じて、暖かさを十分に浴びています。
私が見ているのに気が付くと、その体制のままニャ~と鳴きます。
起きろ・・と鳴いていた声とは、別人です。
ほぼ毎日、この習慣は冬の間続きます。
ここ北国も少しづつ春になってきました。
この習慣もあともう少しだと思うと、少し寂しいです。
残り少ないこの習慣を、存分に味わおうと思います。
そして、ほっこりしたいと思います。