時間が止まったと同時に人生最大のピンチを迎えたあの日
平凡で、どちらかというと裕福な生活の我が家にある日起きた出来事です。
主人もそれなりの年齢になり、役職にも就き、年収も上がったお祝いに高級車をと、もちろん生活に支障のない範囲でローンを組み購入しました。
その1か月後、月曜日は当たり前のように朝から仕事のはずの主人が自宅に居ます。
どうしたのか尋ねると、今日から有給で数日間休みとのことでした。
せっかく有給が平日に取れたのであれば旅行に行きたかったねと言いました。
それから1週間経過した日曜日に明日からは仕事に行くのか尋ねると、「来月まで有給」と今度は言うのでおかしいなと思い、どういうことか聞いてみました。
実は仕事を辞めたとの事でした。
頭の中が真っ白になりましたが、気を取り戻し、なぜ相談してくれなかったのか、車のローンも組んでしまった矢先になぜ辞めたのかと聞きました。
すると、どうせ反対されるから言わなかったと答えました。
呆れて絶句でした。
車購入時の頭金に貯金をはたいてしまっている為、明日からの生活が一瞬にして人生最大のピンチになりました。
その後転職先の主人の収入は以前の半分になり、現在私はその半分を埋めるように毎日毎日必死に働いています。