海で出会ったイケメンが街では残念だったほろ苦い思い出
20代の頃は夏といえば海にプールと、とにかく夏を満喫できる場所に週末の旅に出かけていました。
ある時須磨海岸でこんがり日焼けした細マッチョなイケメンと出会って連絡先を交換。
後日普通に街でデートする約束をして、ワクワクして待ち合わせ場所に出かけました。
時間ちょうどに到着すると、ちょっと早めに到着していたのか待ち合わせ場所ですでに待っている彼を発見。
その時に感じた違和感。
「え、こんな感じだったっけ?」というなんともいえない微妙な感じ。
確かに海で水着で、というロケーションではとてもかっこよかったはずなのに、待ち合わせに現れた彼の姿は一言で言えばとってもダサい。
お母さんが買ってきたの?と聞きたくなるような柄の開襟シャツにロールアップした裾部分が無駄にチェック柄のパンツ。
色も黒すぎてちょっと怪しい東南アジアの露天商のよう‥。
とはいえニコニコ顔の彼に向かって「ダサい」とは言えず、そのデートを終えるや否や申し訳ないと思いつつフェードアウト。
いくら水着姿がかっこよくとも年中水着でいられるわけでもなく、海やゲレンデといった特殊なロケーションでの一目惚れは危険だと体感しました。