日々の何気ない言葉が一番幸せだと感じた瞬間
我が家の9歳の娘は生まれたときから体が弱く、今までに何回も入退院を繰り返してきました。
私は、そんな娘のことがとても心配で、ちょっと咳をしただけで熱を測ったり喉が赤くないかチェックしたりしていました。
そんな心配をよそに、娘はいたってポジティブです。
ある年、かなり大きな病気をして数カ月入院したことがありました。
退院したのが2月だったので、風邪をひかないか、インフルエンザにならないかとハラハラしていたのですが、ネガティブな私の心を察知したのか、娘が急に手紙をくれました。
その手紙には、「お母さん、いつも私の心配をしてくれてありがとう。たくさん病気をしてしまうけど、私は大丈夫。毎日とても幸せです。」と書いてありました。
夕飯の準備中に渡してくれた手紙で、何の心の準備もしていなかったので、驚くとともに嬉しくて感動しました。
野菜を切りながら涙が溢れたことを今でも覚えています。
色々心配なことはありますが、毎日朝起きてご飯が食べられるという日常に感謝しようと思えた出来事でした。