アクシデントが多くとも生き物豊富で楽しめた潮干狩り
磯遊びや釣りが大好きだった事もあって、幼い頃は両親に連れられ良く潮干狩りに行っていました。
大きく潮が引いた磯混じりの浜にはアサリの他にも未知の生物がたくさんおり、片っ端から捕まえては水槽に入れその姿を眺め楽しんでいました。
小さなエビやカニ、ハゼは可愛らしく、最後に逃がすのが惜しくて、持ち帰ろうど駄々をこねていたのを思い出します。
もちろん潮干狩りそのものは真剣でしたが、あまり知られていない小場所とあって結構苦労します。
浜を少し掘る度に硬い石や岩盤に突き当たり、用具を壊してしまう事もありました。
そんな中特に辛かったのが突然の怪我です。
すぐ先に鋭い岩があるのに気付かず素手で夢中になって掘り進んでしまい、柔らかな指先を激しくぶつけてしまいました。
指先が突然真っ赤になり泣くほど痛かったのですが、駆け付けた親に素早く手当して貰い事無きを得ました。
また磯伝いに潮干狩りポイントに向かう際、足を滑らせ潮溜まりに落ちてしまい、下半身がずぶ濡れになってしまった事もあります。
まだ水は冷たかったのですが、その後風邪を一切ひかなかったのが不思議です。