17時間をかけて、娘の誕生日に立ち会えた事

出産に立ち会えた幸せ

2015年に1人目の子供が産まれました。

その時の経験が今でも忘れません。

最初はなかなか妊娠もしなくて、ようやく授かった子供でしたので、妊娠初期から夫婦でお腹に声をかけたりして、生まれる日を楽しみに待っていました。

順調に育ってくれて、予定日を数日過ぎた金曜日の夜、急に妻が「お腹の中で何かが破裂した感じがする」と言って、病院に急いで向かうことになりました。

車で向かう道中、いよいよかという期待と不安でいっぱいでした。

病院に着いてからは、先生と看護師さんのアドバイスに従い、陣痛が始まるまでは仮眠していて良いという事で少し眠りにつきましたが、目が覚めた時には、陣痛が始まり妻は苦しそうにしていました。

夫に出来ることなどほとんどありませんでしたが、テニスボールを腰に押し付けてマッサージしたり、ひたすら「大丈夫」「頑張れ!」と言っていたことだけ覚えています。

先生からは、「日が昇る頃には産まれるかも知れませんね」と言われましたが、その後がなかなか時間がかかり、夜が明けて、昼が過ぎ、夕方の16時にようやく誕生してくれました。 初めてのお産を頑張った妻への感謝と誕生してきてくれた可愛い娘に出会えた喜びで、自然と涙が溢れてきた事を今でも覚えています。