妊娠、出産は奇跡!不妊治療をしている女性はあなたの想像以上に多い
私が結婚したのは34歳の時でした。
一般的に、妊娠を考えると遅い年齢です。
特に健康上問題もなく、結婚すればすぐに子供ができると思っていたので気楽に過ごしていました。
しかし、すぐにでも子供が欲しかったにも関わらず、1年たっても妊娠することができませんでした。
主人にも協力してもらい、不妊治療をすることにしました。
初めて不妊治療のクリニックに行って驚いたのは、待合室にとてもたくさんの患者さんが待っている光景でした。
こんなにも、世の中には不妊に悩んでいる女性がいることを始めて知りました。
予約しているにも関わらず2時間待たされることも。
治療は想像していたより心身ともに負担が多く、薬を飲んだり、筋肉注射をしたり造影検査をしたり、痛い思いをしても、なかなか思い通りに妊娠に至りません。
治療を始めて1年が過ぎようとした頃、人工授精の治療を勧められました。
治療費も高額になるため、夫婦で悩みましたが、覚悟を決めて人工授精をしてみることにしました。
私は1回目で無事妊娠することができ、待望の娘を授かることができました。
しかし妊娠した時すでに36歳。
生まれてくるまで何が起こるか不安だったので、妊娠中も手放しでは喜べませんでした。
1年後、娘が無事生まれてきれくれた時はとてもとても嬉しかったです。
子供を授かり、無事に生まれてくることって、本当に奇跡的なことなんです。
お母さんのお腹にくることができても、この世に生まれ出てこられない命もあります。
生まれ出ても、健康体ではない子もいます。
五体満足で生まれてきてくれただけで、それだけでも幸運なんです。
今では娘も15歳になり、手のかかる子供でしたが、少しづつ大人に近づいています。
大人になると大変なことも多いですが、これからも小さな幸せを共有していければいいなと思います。