大型台風襲来により家の庭に川ができた

水害

私が小学生の頃に大型の台風が地元に直撃し家の庭が川になりました。

田舎で坂の途中に住んでいたのですが、その時は庭の裏にある溝をきちんと舗装していなかったため、大雨が坂を伝って庭に流れ込み、自宅と祖父母の家の間に川ができました。

運がよくできたのが足首くらいの小川程度だったのと、雨が途中で弱まったおかげで両親が土嚢をつめて置くことができて、家は床下も浸水せずに済みましたが、祖父母の家メインで食事などの生活を行い寝室は自宅という状況だったので、川状態の庭を何度か往復しなければならなかったのがとても怖かったです。

ですが、うちはまだましな方でした。

歩いて500メートルほどの近所の用水は、大雨により川が溢れ出して水が入って洪水状態になり、坂の下の方の多くの家や線路が水に浸かりました。

もっと大雨が降っていたら自宅もだめだったのかもしれないとぞっとしました。

泥水の道路を船で渡して坂の上に避難する状況や、断水でお風呂にも入れない状況を小学生ながら初めて体験し、自然災害の恐ろしさを知りました。