友人の二股のアリバイに使われた挙句、首が飛びそうになった私

二股に気付く男

私が25歳の会社員の時です。

当時同僚で友人のA子とよく一緒に居たのですが、A子は二股常習者でした。

この時も同じ部署のBさんと、他部署のCさんと同時に付き合っておりそろそろ修羅場が来るかと思っていました。

そして、とうとうその時です。

ある日私とA子が休憩室でお茶をしていたら、BさんとCさんが同時にやって来てA子を責め立てたのです。

A子は自業自得ですが、同時に居合わせた私はとんだとばっちりです。

上手い事ここから逃げ出せないかと画策していたら、Bさんが「君もA子の二股に手を貸していたんだよね?」と私に詰め寄ります。

全くの濡れ衣です。

どうやらA子はアリバイ作りの為に私と一緒に居た等と度々言っていたようです。

勿論嘘ですし、こんな話を聞くのは初耳です。

ですが、BさんもCさんもすっかり私がグルだと思い込み、激しく私まで責め立てるのです。

挙句に「上司に報告させてもらう」と、私の首まで危うくなる始末です。

慌てて必死に濡れ衣である事を説明し、A子にも白状させたので事なきを得ましたが、本当に人生最大のピンチでした。