家族経営の有限会社が最悪だった
私はとある60年以上続く家族経営の会社に入社しました。
配属は一応「本社」となってますが只ただ年代ものの建物で、社長が亡くなって奥さんが継いで今はその息子が社長で、その奥さんが専務です。
更にその息子が常務というガチガチの家族経営の会社でした。
私の「本社」には先代の奥さん、(今は90歳越えのお婆ちゃん)つまり前社長が二階に住んでいてその兄妹が社員として2人いました。
その2人とも70オーバー80近く、のお婆ちゃんです。
もう、自分ちみたいなものです。
親戚はくるし、婆ちゃん友達はくるし、甥っ子姪っ子当たり前。
夜叉孫まできて仕事というより親戚の集まりの様でした。
お茶の時間がきっちりあって、ちゃぶ台囲んでテレビみる、という普通の会社では考えられないティータイムです。
アットホームといえばら聞こえがいいですが、親戚がきたら、もう仕事は中断です。
婆ちゃんたちのお喋りは終わりません。
そして、またティータイムがはじまるのです。
最初はほのぼのだなぁ、と思っていましたが「70.80喜んで!」の婆ちゃんたちは昔のやり方が抜けず「昔はあーだった」が始まり「あんた、それじゃ昔だったら駄目だったよ」と頑固一徹ばりです。
結局 私の仕事はその婆ちゃんたちの世話かがりの様なものです。
なんせ面接で「裁縫すき?料理すき?」と聞かれ「なんで??」とハテナがいっぱいでした。
婆ちゃんは自分の気分で値段も変えたりオプションつけたりやりたい放題です。
実権握っていた社長の奥さん(専務)でさえ、自分の旦那の奥さんの兄妹(ややこしくてスミマセン)に頭が上がらず何も言えません。
そんな婆ちゃんもボケが入ってきて、しまいには言った言ってないの言い合いになり、ほとほと疲れて辞めました。
ホントに家族経営の会社はうんざりです。