バケーションで楽しんだハワイでのマウイ島
親戚の家族と一緒にハワイのマウイ島へバケーションに行きました。
1週間の楽しい時間を過ごす事になると思うと毎日がワクワクでした。
毎日近くの海に行き、波打ち際で遊んだり、時にはクジラの家族が遠くに居たりするときには、海の中にもぐり耳をすますとクジラの鳴く声がキーンキーンと聞こえたりしてあの大きなクジラの存在を間近に感じることが出来ました。
波はいつも穏やかでまわりにはあまり人も居なくてほぼ毎日貸し切り状態で、こんな幸せな事はないと毎日感じていました。
海で遊ぶのは本当に楽しいです。
お弁当を持って行った時もありました。
木の木陰でお弁当を広げ皆で食べ、そしてまた海に入って遊ぶ、そんな毎日がとても幸せに感じていました。
残り少なくなってくる滞在の日々を残念に思いながらも海遊びを毎日していた時でした。
いつも穏やかな波だったのが、その日はいつもとは違うもっと静かな波の様な気がして少しいつもより遠くの方まで泳いで行って、戻ろうとしたときでした。
急に体が波に引き寄せられる感覚を感じ、立ってはいられない状態になり、そのすぐ後に大きな波が私達を襲ったのです。
私達全員がその波に背中から猛烈な勢いで押され、全員波に打ちのめされました。
私は頭から砂地に落ち、顎を地面に叩きのめされ歯で唇を切り、首も打ちました。
明日、日本へ帰るというのに、こんな事になってしまい、心底、自然の怖さを最終的に味わう事になってしまいました。
浮かれた気分で自然を甘く見てはいけないという良い教訓になりました。