母親の実家の長野で過ごした充実した夏休み

長野の自然

私は小学校1年生から中学校2年生まで、夏休みになったら母と一緒に、母の実家がある長野県に帰省していました。

今考えると母もたまには実家でのんびりしたい、一方、父も母や子供のいない自由な時間を過ごしたいと思っていた思惑が一致した結果だと分析しています。

当時は長野自動車道(高速道路)も新幹線もない時代で、急行で行っても5時間以上、車で行くと7時間以上もかかるような今では考えられない大旅行でした。

実家は長野市のはずれにあり、山のすぐふもとにあります。

裏山は一面がリンゴ畑となっており、夏はいろいろなセミが取り放題、家の前は田んぼで水生昆虫である水カマキリやタガメ、ゲンゴロウなどを捕まえることができました。

トンボもギンヤンマからオニヤンマまでいろいろなトンボが捕まえ放題で、オニヤンマを捕まえたときのうれしさと噛まれた時の痛さは今でも忘れられません。

お盆の時は盆踊りを踊り、墓参りに活き、地域の子供たちとも一緒に遊んだ記憶はいまでも忘れられません。