元々乗り物酔いはしやすいながらもまさかあれほど電車で酔うとは
日光方面に電車旅をした時の事です。
元々乗り物酔いはしやすいのですが、電車の場合は振り子式の特急に乗った時ぐらいしかひどく酔った事はなかったので、特に酔い止めも持たずに乗車していました。
私は東海地方在住ですがその時は東京を旅した時に訪れたので、乗車している時間はそれほど長くなく往路も全く問題なく日光旅を堪能しました。
ところが帰りの電車では激しく酔ってしまい、混んでいて座る事は出来ず、酔い止めも持っていないですし、どうする事も出来ず、と言って日程的にその日のうちには最低東京に戻らなければいけなかったので、途中下車してゆっくり休んだり宿泊をする選択肢はありませんでした。
その頃まだスマホもなくどこに薬局があるかもわからずで、とにかくどれだけ酔っていようが乗り続けるしかなかったので、とにかく早くまずは新幹線に乗れる宇都宮まで着いて欲しい、座って乗車する事ができればだいぶましになるはずだからの思いでした。
1分が10分にも20分にさえ感じるほど時の流れが過ぎるのが遅くも感じました。
宇都宮に着きホッとしたのか酔いも幾分治まり何とか東京まで辿り着く事ができやれやれの思いでした。