バイト帰り、傘を差しながら横断歩道を渡っていただけなのに
去年の11月頃の話です。
当時アルバイトをしていた私は、17~22時のシフトに入っており、いつも帰るときは22時15分くらいになっていました。
時間としては遅いですが、国道沿いにバイト先があったので歩道などがしっかりしていたこと、また田舎に住んでいるために車通りも少ないため、あまり気にせず徒歩で通っていました。
ある日のバイト帰り、その日は雨が降っていたので仕方なく傘をさして、母親とスピーカーで電話をしながら帰っていました。
防寒着が真っ黒なうえ、真っ黒な傘をさしているとはいえ、街灯もあったので、特に何も考えずに歩いていました。
横断歩道まで歩き、信号が青になったために、横断歩道を歩いているときです。
急に、自分の3cmギリギリの部分まで、白い車が突進してきたのです。
代行タクシーが白線あたりに止まっていたことから、代行車に乗っていた人だけが私を認識できず、突っ込んできたのでしょう。
先ほど言ったように、私は母親とスピーカーで電話していたため、驚いた声を上げる私の声を聞いて、事故にあったと勘違いしたようです。
あと数歩横断歩道の端の方を歩いていたら、あの勢いで突っ込んできたらと、考えるだけで、ぞっとする出来事でした。