目やにだらけの保護猫を施設から引き取ったらまさかの美猫に変身

保護猫

以前から家族と「猫が飼いたい」と話していました。

妻は実家で老猫を飼っていたこともあり、猫の世話は苦でありません。

夫婦ともに猫好きで子供も就学したことで情操教育も兼ね、室内で猫を飼う決心をしました。

そして、保護猫を支援する施設を知り、里親募集のサイトで猫を探しはじめました。

私は「どんな猫も馴染めば可愛くなる」という持論があり、体が元気ならどんな猫でもいいと思いました。

いざ、施設を訪れるとケージに入れられた猫が見える範囲に30匹程飼育されており、近寄ると興味を示すものや威嚇するものもいます。

私たちはその中で1匹の猫を見つけました。

サイトにも掲載されていた猫です。

「あ!この猫だ!」と近づくと、びっくりするほど目やにが出ており何だか可愛そうな気持ちになりました。

しかし、私がケージの隙間から指を入れると、猫は両手で掴んでくれたのです。

「なんて優しい子なんだ!」と感激し、第一印象でその猫を引き取りました。

移動中も不安げに鳴きだし、家につくとすぐさまタンスの影に…。

数日その状態が続いたものの、隙を見て捕まえては目やにを取ってあげると表情も穏やかでどんどん可愛くなりました。

今ではご飯をモリモリ食べて当初の倍近い体重に成長。

友達が遊びに来てもすぐに馴染めて本当に良い子です。

あの時の印象でこの子を選んで本当に良かったと心から思えます。

これからも猫と家族と仲良く過ごしたいです。