金を取り続け、取れなくなったら離婚を進めていた元妻
元妻と結婚して、1か月と経たないうちに「結婚したんだから、通帳とカードを私に預けてください」と悪者を連想させる表情で言われたことを今でも忘れていません。
結婚生活14年ほどで、そのうち前半の12年もの間、元妻がお金を管理していましたが、ある日突然、「お金がなくなった」と言われました。
仕事から帰り通帳を見ると、20万円ほどになっていました。
その時に勤務していた会社では、給料が多かったので、生活レベルが変わらないことから、「こいつ盗んだな?」と直感しました。
盗んだことを問い詰めると、「返せばいいんだろ!」と逆ギレ。
これで盗んだことを確信しました。
それから約2年は私が、お金の管理をしましたが、年明けに家に帰ると弁護士からの離婚協議通達がご丁寧にダイニングテーブルの上に広げて置いてありました。
私宛に届いているのに、広げておいてあったことから、「これで離婚だ!」と決定打をかました気分だったのでしょう。
実は私には敏腕弁護士の知り合いがいて、すぐに対策を練りました。
元妻の弁護士はバカだったので、まんまと罠に引っ掛かり、裁判所での調停離婚にこぎつけました。
ここでいう罠とは、仕掛けた側は、待っていることしかできないのです。
この待ち時間が長ければ長いほどイライラが募り、元妻の家族と弁護士で揉め、結果が出ないと弁護士がイライラするというスパイラルに陥ります。
調停離婚にこぎつけたのが、5か月後。
やっとこぎつけたと思いきや、調停でも私は長引かせました。
結果が出ないイライラにつけ加え、調停のたびに弁護士を同行させている元妻には依頼料がかさみます。
お金の垂れ流し状態が続くわけです。
結局、6回の調停を経ての離婚成立になりましたが、住宅ローン2000万円は元妻の父親が全額支払う結果になりました。
多分、私が盗まれた金額は2000万円もないと思うので大勝です。
「自分はすごいんだ」などと言い、私を馬鹿にする発言が多かった元妻とその家族。
こんな人達とは縁が切れて本望です。