狭い踏切での車の通行には人間の心理がでる

危ない踏切

いつも車通勤で通る狭い踏切があるのだが、その踏切は譲りあって交互に通行することしかできないです。

遮断機が降りた場合、先頭に早く停止した側に優先権があるが、その後ろに並んだ車は、先着の対向側の車がいることが解っていても我先にと優先権のある車両の後を便乗して通行してくるのが常であるのです。

その場所は見通しが良く何台並んでいるか、双方からも確認できるのに譲り合いの気持ちはあまり感じられないです。

その踏切には、駅が隣接していて横断歩道があるにもかかわらず、歩行者をも待たせて車が我先にと通行しています。

そんなある日、車椅子の老人が横断歩道を渡ろうとしている所に、いつものようにマナーの悪い車が歩行者に道を譲らず通行していました。

それを見かねた小学生と思われる少女が体を張って車を止めて、老人を誘導して横断させていました。

少女が両手をいっぱいに広げて車を止めている姿には、心がほっこりしたと同時に、大人というか人間の心の狭さと汚さを感じた一瞬でした。