潮干狩り初心者の私と母を助けてくれた知らない家族

潮干狩りでの親切

私がまだ小学生の時です。 家族で潮干狩りに行く事になっていたんです。

初めての潮干狩りを、私はとても楽しみにしていました。

ところが、父が仕事で急に行けなくなったんです。

結局、母と2人で潮干狩りには行ったのですがうまくはいきませんでした。

母も潮干狩りは初めてだったので、2人でオロオロしていました。

すると、ある一組の家族が声をかけてくれたんです。

居酒屋を経営しているというご主人と、奥さん。

幼稚園に通っているお子さんでした。

一目で私達が潮干狩り初心者だと見抜いたご主人が、色々と教えてくれました。

母と私は、レクチャ-を受けながらなんとか潮干狩りを成功させたのです。

初めて貝を自分の手で掘った時には、とても感動しました。

それから、そのご家族と一緒に潮干狩りを楽しみ昼食もご馳走になりました。

ご主人が作ったというお弁当はとても楽しかったです。

まるで、ずっと前から仲が良かったように和気あいあいと過ごしました。

今でもいい思い出です。