親友にあなたにぜひ紹介したい人がいるといわれた話
大学時代のことです。
いつも二人の友人とすごしていました。
3人で海外旅行に行ったりして、お互いの趣味も知り尽くしている状況でした。
無事に就活を終えて卒論を出した頃、そのうちの1人にあなたに紹介したい人がいると言われました。
彼女のバイト先の同僚のサークルの先輩で、とても私が好きそうな人だというのです。
では会ってみたいと日程を決めました。
その話を聞いていたもう一人が、そういえばこの前の同窓会で会った中学の友達があなたにあいそうと思ったんだーというのです。
当時彼氏がいなかった私は、じゃあどっちも会ってみようかなと前のめりに。
そして会う日程を決めた時、なんとその友達二人が紹介している人が同一人物だと判明しました。
私をよく知る友人二人のお墨付き、どんな素敵な人なのだろうかと楽しみになりました。
当日、そこにいたのは、私の好みそのままずばりの人でした。
私は他人からちょっと好みが変わっていると言われていてその自覚もあったのですが、こんなにも好みのタイプが存在するのかとびっくりしたくらいです。
それから順調にお付き合いを始めて25年、今ではその彼は夫となりました。
大学時代の友人二人とも、住んでいる土地は離れましたが仲良くしています。
私はあの大学時代に、夫と友人という人生最大の幸運を手に入れたのだと思います。