後から知った出産した私より泣いた主人の姿
娘は予定日を1週間過ぎても生まれませんでした。
ついに羊水が減ってしまっているので、促進剤を使っての出産となりました。
入院時、主人に付き添ってもらい病院へ。
でも初産と言うこともあり、なかなか生まれませんでした。
陣痛が強くなってきた後半戦は、主人と助産師さんが腰をマッサージしてくれました。
私はと言うと、陣痛の波が来る度に病院内に響くほどの絶叫、でした。
助産師さんからの呼吸のアドバイスを主人もまねて私に言い、そんなに上手く呼吸できないよ、と思いつつも嬉しかったです。
いよいよ赤ちゃんが出て来る、と言う頃には痛みの限界で、叫んでいた記憶しか無く、周りがどういう処置や反応をしていたのかは全く見えていませんでした。
無事出産、感激で号泣するかと思っていましたが、痛みからの解放でボーッとして終わりました。
自分自身や赤ちゃんへの処置、主人が何をしていたかの記憶もありませんでした。
その後、病室に戻ると助産師さん達が「ご主人、後半は大号泣でしたね。」「あんなに号泣している旦那さんを見たことないです。」「ご主人の感激ぶりは病院始まって以来、最高レベルですね。」など、口々に言われました。
この時、この人と結婚して、子供が生まれて、最高に幸せだ!と思いました。
これ以上何も望むことが無い位の幸せを心から感じました。