わたしの人生を大きく変えてくれた出会い

恩師

わたしは幼少のころから、言葉の発音に問題を抱えていました。

自覚したのは幼稚園児のころです。

さ行、た行の言葉の発音が出来ませんでした。

例えば、さとうはカトウ、セメダインはテメダインという発音になってしまいます。

この事で揶揄われたり、虐められたりもしました。

なるべく喋らないようにしていた時期もあります。

学校から昔でいう特殊学級への変更も勧められていたようです。

今でも忘れません。

小五の担任教諭、ある時、先生がはわたくしの発音について食いついてきました。

何度も何度も発音させられ、授業中、クラス全員の前で。

その時は、晒されているようで、悲しみ、怒りもあり、泣きながら、言われた通りにしました。

そして結果、普通に発音できるようになりました。

言語障害でもなんでもなく、発音の仕方がわからなかった? 幼稚園の頃からの大きな悩みは消え去りました。

そこからの学校生活は一気に明るく、楽しさが溢れ出るような日々がやってきたことを覚えてます。

この恩師に出会わなければ、今の自分はおりません。

確信を持っていえます。