旅行先のラスベガスで一切お金が使えなくなった
27歳の時に、単身でラスベガスへ旅行に行きました。
女性の一人旅&英語がほとんど話せないということもあり、心配もしていたのですが弾丸で様々ツアーを組んでいたこともあり、なんだかんだ日本人の方とご一緒したりして楽しく過ごしていました。
ラスベガスは現金支払いの文化はなく、ほぼすべてがクレジットカード支払いの文化です。
食事、お土産やレジャーなどは私もすべてクレジットカードで支払っていました。
4泊5日の旅行でしたが、その3日目から時々カードの支払いを断られるようになりました。
レジで差し出しても、エラーが出てしまいカードが使えない、と言われてしまうことがありました。
その時は原因がわからず購入をあきらめたり、現金が使えるようでしたら現金支払いをしていました。
4日目になってついに、どこのお店でもカードが使えなくなっていました。
レジの方に聞いてもエラーが出るだけで原因まではわからない。
ということであと2日間どう過ごそうかとても不安になりました。
なぜ使える店と使えない店があるのかと考えると、ふと気が付きました。
少額であれば使えて高額の買い物はできないということに。
ようは、「クレジットカードの利用残高がMAXに近くなっており、少額の残高は使えるが徐々にそれも使えなくなっていた」というのが原因でした。
「何かあったときにお金が払えなくなる、どうしよう」と、とにかく焦りに焦りました。
カードがほとんど使えなくなったのが4日目の昼くらい。
幸いにも帰りのチケットは買ってありましたので、なんとか空港までたどり着ければと思いました。
最後の夜はホテルの部屋で静かに過ごし、ホテルから空港まではたまたま同じ便に乗る日本人の方のタクシーに同乗させていただきました。
英語がほぼ話せなかったので、調べることもできずとにかく怖い思いをしました。