貝を探して遠征だ!ワクワクドキドキからまさかの展開
私は茨城県の海沿いで生まれ育ちましたが、小さい頃は海では海水浴を楽しむことが殆どで、潮干狩りをしたのは大人になってからのことでした。
せっかく海のそばに住んでいるのにやってみたいと思い、ある年の春に友人と海に行きました。
それは宝探しのようでとても楽しく、夢中になって貝を掘り当てました。
道具は熊手を使うイメージがありましたので準備はしましたが、周囲の人を見ると足を使って砂を探り、貝を見つけるといった「手法」を使っており、かなりの量の貝を採っておられました。
私達も同じ様に真似て貝を採り、真っ赤に日焼けしてしまうまでそれは続きました。
すっかり潮干狩りの魅力に取り憑かれた私は、またある年に友人と「遠征潮干狩り」3時間以上かけ運転し千葉県富津海岸へ。
茨城県とはまた違った潮干狩りが出来るのではないかと期待しました。
しかし人が多過ぎてそこまでの量の貝は集められませんでした。
何とか、今日のおかずにできそうかなという量を持ち帰り母に預けました。
その翌日、母が「ごめん、貝が…」真祖は海水と入れ替えした水の塩分濃度を誤ったことでまさかの全滅。
言葉を失うとは、こういうことですか。