善意の気持ちの募金にも注意が必要

私は社会人になってからニュースをよく見る様になりました。

世界中に目を向けると日本と比べると貧困問題が酷いなと感じるようになりました。

イラクやアフガニスタンのような紛争地域で暮らす人に食事を提供する団体があることを知った時には、自分の最大限の募金をしました。

そこから大きな駅を通るときに募金をお願いしている方々には必ず挨拶する様にしていました。

ある日、都心の大きな駅のバスロータリーの目で4人くらいの日本人（多分30代から40代くらい）が立って募金を集めていました。

話してみて内容を聞くと、動物愛護の団体のようで私が話しかけた初日から3日までここで募金をお願いするために立っていますとのことでした。

毎日殺処分を待つ犬猫が何万匹といるそうです。

その動物たちを助けるために、食事や張り紙で里親募集をするために少しでもいいのでお願いしますと頭を下げられてしまいました。

ここまでいうならやはり身銭を切って数千円募金させてもらいました。

次の日も同じ時間にバスロータリーを見にいったら4人組はいませんでした。

その次の日も、その次の日も姿は無くものすごくショックを受けました。

後から知ったことですが、その動物愛護の団体はネットには出ておらず、騙されていたんだなと愕然と立ち尽くしました。

その日から絶対に立っているような募金活動の人には近寄らないでおこうと決めました。