偶然の偶然は必然なのかも
10数年前のことですが、当時仕事の都合で地方から東京出張をすることがありました。
方向音痴なので、知らない土地へ行くときは十分に下調べをして、慎重に道を選び、数回経ったときには私も地元民のようにさくさくと歩いていました。
そんなある時、信号待ちの間前方にどうやら道に迷った風な外国人を1人目にしました。
なんとなく気になりつついたところ、気配を察したのか私に声を掛けてきました。
英語でした。
緊張しながらも、『あ、ここは知ってる!』という場所だったので、親切心から一緒に行きましょうかと伝えました。
数分の間でしたが、久しぶりの英語を使い、変な汗をかきながら同じ道を歩きました。
では、ありがとう、さようならと別れて、私は自分の目的地へそのまま向かいました。
翌日、また仕事の為にその道を歩いていると、なんと昨日のあの人発見。
あちらも「あ!」と驚き、挨拶を交わしました。
また会いましたね、ではさようなら~、良い一日を!とすれ違ったのですが、まさかのその翌日にも同じ交差点で出会ったのです。
時間帯も違うのに。
こんなことってあるんだな、これが運命だなと思っています。
もちろん今は夫です。