倍率10倍以上の一万円選書に当たった話
私の人生最大の幸福はいわき書店さんが主催している一万円選書に当選したことです。
概要は一万円で10冊程度の本を店主さん(NHKプロフェッショナル仕事の流儀にも出演したすごい方)が選書してくれるというシステムですが、店主さんが選ぶ本は読者の心情に深く突き刺さる物になっており、私自身も同じ気持ちになりました。
実際、「一万円選書」の評判が口コミで広がると共に年々応募者数も増加しており、近年は応募者数÷当選者数を概算すると約10倍にもなるそうです。
当初は私もネット上で確認した際に「倍率高すぎるから応募するの止めようかな」(今考えると止めないで良かった)と思っていましたが、「応募するのは無料だし、万が一当選したら本好きな自分にとっては最高のプレゼントになるだろう」と考え、とりあえず応募することにしました。
それからしばらくして、とある日の仕事帰りにメールを確認すると「いわき書店」から当然のご案内が来ており、まだ20代前半で浅い人生経験ですが、人生最大に嬉しかったです。
その後、いわき書店から選書された本が自宅に届いた時は舞い上がってしまい、二週間程度で全ての本を読み終えてしまいました。
最後に、本好きではない方にとってはあまり魅力ではないサービスかもしれませんが、アーティストのチケット、スポーツの観客席チケット、などに置き換えて考えて貰えれば、当選した時の嬉しさを少しでも理解してくれると思っております。