男の子と初めて付き合った思い出
高校2年生の夏。
私はそれまで男子と付き合ったこともなく、話すことすら恥ずかしかった。
そんな中、海に行こうと地元の友達に誘われ、勇気を出して参加した。
そこにはたくさん友達つながりの男女が参加していて、バーベキューやビーチバレーボールをして、みんなはすぐに打ち解けていた。
私はなかなか輪に入れず、空気のような存在になっていた。
「あぁ、やっぱり皆のようにすぐになじめないな。」と落ち込みながらも、楽しんでいるふりをしては疲れていた。
そして皆が海に入りに行ったとき、私は一人浜辺で見ていた。
そこに参加していた一人の男の子が、声をかけてくれた。
「海苦手?」と。
ちょっと疲れたと私は返し、そこからその子は隣に座って話してくれた。
男の子とあんなに長く話すのは初めてだったが、不思議とその子と話すのは緊張しなかった。
そこからアドレスを交換し、私たちは二人で会うようになり、2か月後、彼から告白され付き合うことができた。
私の初恋の思い出。