一番してはいけない人に誤送信
私は厳しい家庭に育ちました。
男性関係やお付き合いをする男性には特に厳しく、いい年齢になっても両親共々口出しが多かったです。
特に母の方が口うるさく、私を思ってのことだとはわかっているのですが、よく衝突したりしていました。
大学に入学するとともに東京で一人暮らしをすることになりました。
毎日のように母からは連絡があり、悪いことはしていないかという確認されていました。
当時、私はお付き合いしている人がいました。
ですが、夜の世界で働く方で田舎に住む両親にはなかなか認めてもらえないだろうという人でした。
まぁ、結婚するわけでもないし、ましてや私は東京に住んでいるんだし、ばれることはないだろうと思っていました。
ところが、人生最大のミスをしてしまったのです。
彼宛の携帯メールを間違えて母に送ってしまったのです。
それも、よりによって彼の仕事の内容がばっちりわかるような内容です。
朝まで一緒にいられるよね?という一言も添えてしまっていました。
もう大パニック!血圧は一気に上昇、心臓ばくばくで倒れそうになりました。
母はというと、これまた恐ろしいのですが、返信がなかったのです。
そして次の日の早朝いきなりアパートにやってきました。
もちろんそこからは大変な目に遭いました。
もう随分月日は経ちましたが、あのことを思い返すと同じように心臓がばくばくしてきます。