小さな努力にありがとうを言われた苦労人の一言にほっこり
「ありがとう」の一言がじんわりと心にしみたことがあります。
勤めている会社では毎月クリーンデーというのがあります。
会社の敷地内の草取りをするのです。
20分くらいの作業ですが、夏場は汗ばみます。
そこで、夏場はお茶のペットボトルを用意して、冷蔵庫に入れておきます。
1人1本では経費的に厳しいので、2リットル入りのペットボトルを2本と、紙コップを用意しています。
その用意は私が担当しています。
飲み物の用意ができているのは当たり前という態度の人がほとんどで、誰が用意しているのか気にも留めません。
私もそんなものだと思っていました。
しかし、ある日、「いつもお茶を用意してくれてありがとう」と、お礼を言われました。
社長の息子さんでした。
社長の息子さんは前の職場でパワハラに遭い、父親の会社に入り直した苦労人です。
小さな努力も見過ごされずに、ちゃんと見てくれている人がいるという思いが心を温めました。
ほっこりした出来事です。