彼氏と同棲したら押し入れに盗品が隠されていた
19歳の頃、5歳年上だという彼氏と知り合い同棲生活を送ることになりました。
当初から5歳年上には見えず仕事もデザイナーと言う割には、家でゲームをしたり、夜出かけたりと仕事をしているような雰囲気はありませんでした。
ある日、押し入れを掃除していると、見たことのない女性もののバッグ、男性用のサイドバッグ、知らない人の名前の保険証やポイントカードが出てきました。
それらの物品とともに、工具箱もあり、見たことのない器具が入っていました。
これはただ事ではないと思い、翌日から彼を尾行しました。
すると、一日中ゲームセンターで遊んで、パチンコスロットに興じているではありませんか。
私は、彼が犯罪者だと察し同棲を解消しようと試みました。
しかし、彼が激高。
絶対別れないと私を追いかけて捕まえようとしました。
近くに交番があったので交番に駆け込むと、彼は行方不明に。
これで、きっと諦めてくれたと思い、アパートに戻ると夜、カーテンの隙間から彼が笑いながら部屋の中をのぞいていたのです。
このままでは殺されると思い、実家の父親を電話で呼び、逃げる彼を父が車で追うという騒ぎに。
結局彼は窃盗や暴行で指名手配されており、年齢も5歳年上ではなく、たった1歳上で年齢も経歴も全てうそでした。
もし私が窃盗しているの?と彼に話したら、消されていた可能性もありました。
のちに警察の事情聴取の際、「危なかったですよ」と刑事に言われ、人生最大のピンチを味わいました。
怖かったです。