まさか自分に襲ってくるとは思わなかった突然の病

突然の大病

私の人生最大のピンチは突然の大病です。

約5年前のことになります。

第二子を出産してからずっと体調が優れない日々が続き、遠方で頼る人がいないため、ごまかしながら毎日を過ごしていました。

発病の1年前にようやく病院へ行きましたが、どこも異常なしとのことで、もうどうしたら良いのか分からなくなってしまい、途方にくれていました。

家事、育児に掛かる時間も倍以上になり、このまま生活しても大丈夫かというレベルです。

そのうち、火花が飛ぶように目がパチパチし、息切れ、寝汗の症状が一気に出てきました。

月経の出血も止まらず、近所の産婦人科に行くと輸血が必要なレベルと診断され、設備の整った病院を紹介されました。

治療を受けて無事に落ち着いたまでは良かったのですが、症状からして医師から「白血病」ではないかと疑われ、血液腫瘍内科のある病院へと救急車に乗って向かいました。

そちらで病名が「急性骨髄性白血病」と診断確定したのですが、パニックになってしまい、かなり混乱してしまいました。

青天の霹靂とは、まさにこのことです。

子供は自分しか見る人がいない、主人や自分の先々のことなど、いろいろな思いが頭を駆け巡ります。

幸い、近所の友達、駆けつけてくれた母達に助けられ、長きにわたる治療にも専念することが出来ました。

家族をはじめ、周りの方々には随分と負担を掛けてしまいましたが、今、当たり前に過ごせることに感謝をしながら生きていきたいと思います。